第三天ｼｪﾊｷﾑ（Shehaqim）
第三天ｼｪﾊｷﾑ（Shehaqim）
支配する天使ｱﾅﾍﾙ（Anahel）
副官ﾔｸﾞﾆｴﾙ（Jagniel）ﾗﾊﾞｷｴﾙ（Rabacyel）ﾀﾞﾙｷｴﾙ（Dalquiel）
守護する天使ｼｪﾌﾞﾘｴﾙ（Sheburiel）他6名
・「ｴﾉｸ書」：南の部分は、まさに”天国”である。すばらしく美しい土地、木々は花開き、果物はたわわに実り、植物はいつも豊富で、香りのよい風が吹いている。手入れの行き届いた庭園と言った風情で、4つの川がそこここを潤している。そして、そこには”生命の木”があり、すばらしい香りを放つその木は、時折訪れる神の休息所と言われる。
ここにいる天使も常に輝かしく光り、毎日甘美な歌声で神をたたえている。だが、北は南と一転して、闇と霧に包まれ、光りは全く入らず、暗黒の炎が絶えず燃えている。冷たく、寒いその場所には牢獄があり、残酷で無慈悲な天使たちが囚人たちを苦しめていた。この場所は不信者のために作られたのである。
・「ﾊﾟｳﾛの黙示録」：この天はﾊﾟﾗﾀﾞｲｽである。ﾊﾟｳﾛは、ここでｴﾉｸにあったという。
[8]天使の住む場所 [9]天使 [0]ﾌｧﾝﾀｼﾞｰ図鑑