沛療゙ーモンたち(WemensDemom)


@女デーモンたち(WemensDemom)
性別を女と限定されている悪魔達。
Cアシュタロス(Ashtaroth)
もともとはセム人の豊饒の女神であり、バビロニアではイシュタル、ギリシャではアフロダイテと呼ばれていた。しかし、この異教の神は恐ろしくも残酷な存在に変貌した。4頭立ての戦車に乗り、身体こそは前世の姿のまま豊満な女性の肉体をまといながらも、頭はライオンとう奇妙な悪魔である。
Cイナンナ(Inanna)
5000年ほど前のシュメールで勢力のあった女神である。彼女の守備範囲は天国、豊饒、戦争、正義、性愛、治療と他方面に力を発揮した女神として知られている。伝承では天国の牡牛の葬儀に出席するために地獄を訪れて”邪視”の能力までも我が物にしたと言われている。
Cヘカテー(Hevate)
「遠くから働くもの」という意味のギリシャ語がルーツの女神。ヘシオドスによれば、彼女は巨人タイタン族の娘だが、のちに魔術をつかさどる女神に昇格し、地獄へと関係付けられたことから黒い牡の子羊や黒犬が生け贄として捧げられた。やがて、ヘカテーは”3つの身体を背中合わせにした”姿で表現されるようになり、支配する十字路の中央から、あらゆる方向を見ることができたという。異教の神デーモンとなってからは彼女の3つの頭は、それぞれ犬、ライオン、馬とされた。
Cリリス(Lilith)
バビロニアに起源をもつとされる非常に古い時代からの女神。妊娠した女性や胎児たちを襲う鬼神だった。伝承によれば彼女は全てのデーモンたちの母親であり、しかもアダムの最初の妻だったという。彼女は奔放な性を楽しむ性格で、アダムと仲たがいし、神の怒りを買った。アダムと別れた後、リリスはサタンの元に走り、彼の正妻の座を手に入れた。
Cイシス(Isis)
誇り高きエジプトの女神である。エジプトの地母神的立場をもち、王権の神オシリス(Osiris:死と復活をつかさどる)の妻という立場にいながら、聖書ではまったく無視された存在、つまりはデーモンの一人と見なされる不名誉を被った。しかし、魔術的信奉者の間では彼女は絶大的な人気をもっている。
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